左肘の靱帯(じんたい)損傷で離脱している巨人の岡本和真内野手が25日、本格的な打撃練習を再開した。

 感触を確かめるように岡本がバットを振った。

ジャイアンツ球場の室内練習場で、打撃投手の球を約70スイング。前から来た球を打つのは負傷後初ながら広角に打ち分けた。最後の一球は右中間方向にライナー性の打球を放ち、笑みを浮かべながら汗をぬぐった。

 岡本は5月6日の阪神戦(東京ドーム)で左腕を負傷。全治3か月程度と見込まれる中、すでにノックやベースランニングを行うなど復帰階段を上ってきた。かねてより患部の左腕を使った打撃練習を7月末から行うことを目指しており、順調にステップを踏んでいる。頼れる主砲の帰還が近づいてきた。

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