◆JERAセ・リーグ 広島―巨人(26日・マツダスタジアム)

 広島の森下暢仁投手が、7回途中2失点で降板した。1―1の7回1死から泉口に中前打を浴びた直後、ベンチに異変を訴え、菊地原投手コーチとトレーナーがマウンドへ。

治療のためにベンチ裏へと退き、そのまま交代が告げられた。同点でバトンを渡した2番手・中崎が、リチャードに適時二塁打を浴び、勝ち越しを許した。

 3回まで打者11人に対し、初球ボールが7度もあった。3回までに2四球と制球に苦しみながら、無安打で無失点。ファビアンの先制ソロで援護をもらった直後の5回は、1死から泉口に初安打となる左翼線二塁打を浴び、2死三塁から岸田の適時打で同点に追い付かれた。6回1/3で91球を投げ、3安打3四球で2失点という内容だった。

 直近5戦5敗で、前半戦だけで昨季の自己ワーストに並ぶ10敗(5勝)を喫した。前半戦は先発17試合で12度も先制を許していた。この日は先に援護をもらいながら、白星はつかめなかった。

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