【巨人記録室】リチャード追い込まれて初の逆方向タイムリー
７回１死一塁、リチャードが右翼フェンス直撃の勝ち越し適時二塁打を放ち激走する（カメラ・二川　雅年） 画像（1枚）

◆ＪＥＲＡ　セ・リーグ　広島１―５巨人（２６日・マツダスタジアム）

　巨人は球宴を挟んで後半戦白星スタート。開幕からマツダで続いた広島戦の連敗を６でストップさせた。

　２１日の阪神戦で同点３ランを放ったリチャードが、７回に右翼線へ勝ち越しの二塁打。球宴を挟み２試合続けて殊勲（先制、同点、勝ち越し、逆転）打をマークした。殊勲安打はソフトバンク時代の２１年に５本、今年巨人で３本の通算８本目。２試合連続は初めてだ。

　勝ち越しの二塁打は勝利打点になった。Ｖ打は２１年１０月２５日ロッテ戦に勝ち越し犠飛で記録して以来、４年ぶり通算６度目。巨人に移籍後は初めてになる。

　決勝二塁打のカウントは１―２から。２ストライク後の安打は通算２２本目、右中間から右翼への安打は９本目。２ストライク後に右方向へ打った安打は通算６本目となったが、過去５本は打点なし。追い込まれてから逆方向へのタイムリーは初めてだった。（阿部　大和）

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