◆第107回全国高校野球選手権 長野大会 ▽決勝 松商学園3―1佐久長聖(26日・セキスイハイム松本)

 松商学園が4年ぶり38度目の出場を決めた。0―0の6回、久保田悟(2年)のスクイズなどで3点を先制。

投げては準決勝まで25回で1失点のエース左腕・加藤高慎(3年)がチーム打率4割を超す相手の強力打線を4安打1失点に抑えて完投した。

 松商学園・松宗勝監督は試合直後のインタビューで「苦しかったです…」と男泣き。「2年前の決勝、去年の決勝と力のある3年生を甲子園に導けなくて本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした」と振り返った。4年ぶりの甲子園に向けて「もう一個、勝てるチームにしないといけない。明日メンバー入りをかけた紅白戦をやりたいと思います」とスタンドの観客、生徒に向けて宣言。古豪復活へ休む間もなく動き出す。

編集部おすすめ