ヤクルトがフィリーズ傘下2Aレディングを自由契約となった青柳晃洋投手(31)の獲得調査を行っていることが24日、分かった。前半戦83試合を28勝50敗5分けの最下位で終えたチームは、高橋が下半身のコンディション不良で、守護神・石山が左内腹斜筋肉離れで離脱中。

主力が抜けて手薄な投手陣の補強を目指し、先発と救援の両方の経験を持つ右腕の動向に注目していた。

 23日(日本時間24日)にFAとなった右腕は今季ここまでメジャーでの登板はなかった。阪神からポスティングシステムで1月にフィリーズとマイナー契約を結ぶも、オープン戦で結果を残せず3Aで開幕を迎え、6月には2Aへ。マイナー2球団合計23登板で1勝3敗、防御率7・22。33回2/3で45四死球とメジャー球の対応に苦しんでいたが、NPBではまだまだ力は通用するとヤクルトは判断したもようだ。

 7月末が支配下登録期限。急速に交渉へと発展し、一気にまとまる可能性もある。

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