◆第107回全国高校野球選手権岡山大会▽準決勝 おかやま山陽―玉野光南(25日・倉敷マスカット)

 準決勝のおかやま山陽―玉野光南で審判団が謝罪する異例の事態が起きた。

 おかやま山陽が3点リードの6回2死二、三塁、名古屋翔太捕手(3年)の打球を捕球しようとした玉野光南の中嶋響遊撃手(3年)と二塁審判が接触。

球がこぼれ、三塁走者が生還した。 4―0の2死一、三塁となったが、これに対して玉野光南側が抗議。審判団は協議の末、一度は「得点なしの2死満塁」からの再開となった。しかし、再び審判団が協議に入り、最終的には「インプレー中であり、ペナルティーはなし。2アウト、ランナー一塁、三塁で試合を再開いたします。大変申し訳ありませんでした。アンパイアのミステイクです」と謝罪。再び判定が覆り、内野安打でおかやま山陽の得点が認められた。

 試合は約50分の中断を経て、4―0の2死一、三塁から再開。直後におかやま山陽に適時打が出て、5―0となった。

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