◆イースタン・リーグ 巨人2―2西武=延長10回タイブレーク=(26日・Gタウン)

 巨人の萩尾匡也外野手(24)が今季第4号のランニングホームランを放つなど、2安打1打点の活躍を見せた。

 26日のイースタン・西武戦に「6番・DH」で先発出場。

1点を追う4回2死の第2打席で、今季1軍で5勝を挙げている左腕・菅井に対し、カウント1―2からの142キロ直球を強振。中前への鋭いライナーを、スライディングキャッチを試みた中堅・蛭間が後逸する間に、50メートル走6秒0の俊足を飛ばして一気に生還した。この一打で同点に追いつき「激走しました。最後は足が回っていなくて頭だけ行っていましたね」とおどけた。

 3年目の今季は4月27日に1軍に昇格。9試合に出場して打率1割7分4厘、0打点の成績で5月16日に登録抹消された。「前半戦悪い中でいろいろな勉強ができた。8、9月の勝負どころで貢献したい」。試合後は室内練習場で黙々と振り込んだ背番号12。後半戦で巻き返しを期す。

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