イチロー氏の米野球殿堂入りで「イチ・メーター」制作者のエイミーさんも涙「彼は偉大な選手」　聖地にも持ち込み
「イチ・メーター」の制作者、エイミー・フランツさん（撮影・一村順子通信員） 画像（1枚）

　イチロー氏（現マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター）の大ファンで、同氏の通算安打数を示す「イチ・メーター」の制作者、エイミー・フランツさんが２６日（日本時間２７日）、米ニューヨーク州クーパーズタウンでイチロー氏の殿堂入りについて心境を語った。シアトルからニューヨーク経由で当地入り。

この日は殿堂博物館前の沿道で夕刻に開催されるレッドカーペットショーに備えて待機。もちろん、メジャー通算「３０８６」安打と日米通算「４３７６」安打の「イチ・メーター」も持ち込んだ。

　「他のチームのファンの人からも祝福されています。彼は偉大な選手だったから。最初に彼がメジャーに来た時、プレーもそうだけど、ストレッチのやり方から他の誰とも違っていた。彼のような選手は見たことがなかった。彼がそのキャリアを重ねていく様子を見るのは本当にクールなことだった」と涙ぐんだ。

　小柄な体ながら、ヒットを打つ技術とスピードで目の肥えた米国ファンを魅了したイチロー氏。往年のファンにとっても、特別な週末となった。エイミーさん作成のオリジナルの「イチ・メーター」は殿堂博物館にも寄贈されている。

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