ダイヤモンドバックスのランデル・グリチェク外野手(33)が26日(日本時間27日)、ロイヤルズにトレード移籍することを複数の現地メディアが報じた。

 グリチェクは、これまでカージナルス、ブルージェイズなど5球団でプレーした外野手。

23年途中からはエンゼルスで大谷とも同僚だった。昨季加入したダイヤモンドバックスで今季は、ここまで70試合に出場して7本塁打、22打点、打率2割4分をマーク。この日の敵地・パイレーツ戦にも「5番・右翼」でスタメン出場したが、2打数無安打で5回裏の守備から途中交代した。

 ここまで51勝53敗の借金2のダイヤモンドバックスは、今月末のトレード期限へ向けて「売り手」に回っている。すでに一塁手のネーラーをマリナーズへトレードで放出。グリチェクもトレードで手放し、ドジャース・大谷翔平投手(31)と2本差のリーグ2位タイ37本塁打を放っている三塁手のスアレスもトレードで移籍する可能性が高まっている。

 ダイヤモンドバックスはエース右腕のバーンズが右肘トミー・ジョン手術のために6月に離脱。同地区のドジャース、パドレス、ジャイアンツが好調なこともあって、来季以降を見据えた戦力整備を進めることになった模様だ。

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