◆米大リーグ ホワイトソックス1―6ブス(26日、米イリノイ州シカゴ=レートフィールド)
カブス・鈴木誠也外野手(30)が26日(日本時間27日)、敵地・ホワイトソックス戦に「3番・指名打者」でフル出場し、3試合ぶりの安打をマークするなど、5打数1安打だった。チームは投打がかみ合った快勝で、連敗を「2」で止めて61勝43敗で貯金を「18」とした。
23日(同24日)の本拠地・ロイヤルズ戦、前日25日(同26日)の敵地・ホワイトソックス戦と2試合連続で無安打に終わっていた誠也。この日も初回2死走者なしの1打席目は、先発右腕・シバーレの前に空振り三振を喫したが、4回2死走者なしの2打席目に2球で追い込まれながら3球目のカーブを右前に落として3試合、9打席ぶりの安打をマークした。
3、4打席目は救援左腕と対戦して2打席連続の中直。9回無死一塁の5打席目はフルカウントから外角高めの際どいコースのボールをストライク判定されて見逃し三振に倒れて驚いたような表情を見せていた。後半戦初戦だった18日(同19日)の本拠地・レッドソックス戦の1打席目に26号3ランを放ったが、その後は7試合連続で本塁打がなく、一時リーグトップに立っていた打点も「81」から3試合連続で足踏みしている。
カブスは先発のホートンが7回途中4安打無失点と好投。打線は6回まで沈黙していたが、両軍無得点の7回にハップの14号ソロで先制すると、ショーも6号2ランで続いた。7回も2死満塁からスワンソンの左前への2点適時打、ショーの押し出し四球で3点を追加してリードを6点に広げた。