◆第107回全国高校野球選手権埼玉大会決勝 叡明5―2昌平(27日・県営大宮)

 叡明が逆転勝ちで春夏通じて初の甲子園出場を決めた。

 1点を追う6回1死二塁、笘大悟(3年)の左中間亜二塁打で追いつくと、1死満塁から細沼慶聡(3年)の中前2点適時打で勝ち越し。

9回には田口遼平(3年)の右前適時打で1点を加えた。投げてはエース右腕の増渕隼人(3年)が8回を7安打、2失点に抑え、25日の準決勝で158球を投げて11回を完投した背番号6の田口が相手の反撃をしのいで逃げ切った。

 試合後のインタビューで中村要監督は「夢みたいです」と目をうるませた。主将の根本和真(3年)は「最高の気持ちです。甲子園では埼玉138校の分も背負って自分たちの野球を貫いてプレーしたいです」と誓った。

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