◆第107回全国高校野球選手権埼玉大会決勝 叡明5―2昌平(27日・県営大宮)
プロが注目する長距離打者の昌平・桜井ユウヤ外野手(3年)の夏が終わった。1点を追う5回2死、左中間の芝生席に飛び込む特大の左越えソロを放った。
一時は勝ち越し弾となる一発もむなしく、逆転負けを喫して2年連続で決勝戦敗退。主将として「みんなで助け合ってここまで来られたので、みんなには感謝したい」と仲間の支えに頭を下げた。今後の進路については「プロ1本でいきます。ドラフト会議で自分の名前が呼ばれたらいい。将来は日本を代表するホームランバッターになりたいと思っています」と新たな夢へ目を向けていた。