【巨人】赤星優志、５回につかまり勝ち投手の権利目前、５連打４失点で降板
５回、突然連打を浴びる赤星優志（カメラ・二川　雅年） 画像（1枚）

◆ＪＥＲＡ　セ・リーグ　広島―巨人（２７日・マツダスタジアム）

　４回まで１安打無失点と好投していた巨人・赤星優志投手が５回につかまり、一気に４点を返され、勝ち投手の権利目前の５回途中６安打で４失点で降板した。

　会沢翼捕手、代打・モンテロ内野手に連続で左前打、秋山翔吾外野手には中前打を打たれ無死満塁とされ、大盛穂外野手には右中間を破る走者一掃の三塁打を浴び、２点差。

　なおも無死三塁から小園海斗内野手の中前タイムリーで４点目を奪われると、阿部慎之助監督がマウンドに向かい、赤星は無念の降板。

　無死一塁で２番手で船迫大雅投手が登板し、ファビアン外野手は中飛に打ち取ったが、坂倉将吾捕手に四球を与え１死一、二塁。二俣翔一内野手を見逃し三振に抑えたところで、石川達也投手がマウンドにあがり、林晃汰内野手を一邪飛に仕留め、１点リードで踏ん張った。

　赤星の投球について、内海哲也投手コーチは「良いね。後半一発目、心も体もフレッシュな状態でマウンドに上がれているように見える。昨日チームが勝って良い流れで入れているので、（赤星）優志もその流れに乗せてもい、さらにチームが勢いに乗っていけるような投球をしてほしい」と話していたが、５回に突然つかまり、降板となった。

　降板した赤星は「…（絞り出すように）まだリードしているのでチームの勝利を信じて応援します」と話した。

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