◆第107回全国高校野球選手権 長崎大会 ▽決勝 創成館4―3九州文化学園=延長11回タイブレーク=(27日・長崎県営野球場)
創成館が延長11回タイブレークの末、勝利し、3年連続5回目の夏の甲子園出場を決めた。エース・森下翔太(3年)が10回0/3を投げて3失点、168球の熱投。
「粘るピッチングができたのでよかった」と右腕。今春に初めてベンチ入りを果たし、エースナンバーを背負った。「一番ほしかった番号。うれしかった」。毎晩欠かさずシャドーピッチングを行うなど2時間の自主練習を徹底。誰よりも練習し、憧れの「1」を勝ち取った。
「甲子園はすごいバッターが多いと思うけど、強い気持ちを持って、絶対に点数を取られないピッチングをしようと思います」。惜しみない努力で、次なる舞台では無失点投球を目指す。