◆JERA セ・リーグ 広島5―6巨人(27日・マツダスタジアム)

 巨人が広島に連勝し、勝率を5割に戻した。先発の赤星優志投手は5点の援護をもらいながら、勝ち投手の権利目前の5回に一気に4点を失い、6安打4失点で降板。

打線は先発のドラフト2位ルーキー・佐藤柳之介投手から3回までに4得点、5回には岸田行倫捕手の3号ソロ本塁打で5点目、8回にも6点目を挙げ、8回に1点差に迫られたがなんとかしのいで逃げ切った。

【巨人・阿部慎之助監督の試合後のコメント】

―総力戦で勝った

「そうだね、もう、最後頑張ってくれて良かったです」

―岸田がタイムリーと本塁打

「キャッチャーフライ落としてね、打って返してこいって言ったらホームラン打ってくれたんで」

―監督がそう声をかけた?

「打って返せって言うしかないから」

―岸田の5番起用

「率もいいし、現状だったら適任だと思って入れました」

―1点差、救援陣の粘り

「そうですね。なんとか踏ん張ってくれたので」

―バントなど細かい作戦を駆使

「いやもう何が何でも勝ちたかったんで」

―勝率5割復帰

「これでまた、貯金を一つずつ増やしていく。それしかないので」

―石川が2日連続勝利投手

「本当、複数イニングいってくれるんでね。心強いですし、チームはすごい助かっていると思いますよ」

――赤星は最後もったいなかった

「まあ、打たれたのはしょうがないんだけどね、まあ、6勝しても、6負けるピッチャーだって言われちゃいますよね、あれじゃあね。そこを自分で学習しないと」

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