◆JERAセ・リーグ 阪神―DeNA(27日・甲子園)

 阪神の先発・高橋遥人投手が6回途中6安打1失点と好投し、今季初勝利の権利を持って強力リリーフ陣に勝利のバトンを託した。

 立ち上がりは制球に苦しんだ。

初回に安打と2四球で2死満塁のピンチ。しかし、蝦名を二ゴロに打ち取ってスコアボードに「0」を刻んだ。2回以降はリズムを取り戻し、バッテリーを組んだ坂本と息を合わせてDeNA打線を封じた。

 5点リードの6回。2死一、三塁から京田に右前適時打を浴び、交代。代わって湯浅が松尾を三振に仕留め、最少失点で切り抜けた。

 昨年11月に受けた「左尺骨短縮術後に対する骨内異物(プレート)除去術」を乗り越え、復帰2戦目。勝ち星をつかめば昨年9月13日・広島戦(甲子園)以来、317日ぶりとなる。

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