◆JERAセ・リーグ 阪神7―1DeNA(27日・甲子園)

 セ・リーグ首位を独走する阪神が後半戦2連勝で今季最多の貯金20とした。

 先発の高橋が、6回途中6安打1失点で昨年9月13日・広島戦(甲子園)以来、317日ぶりの勝利。

昨年11月に受けた左尺骨短縮術後に対する骨内異物(プレート)除去術」を乗り越え、復帰2戦目で待望の白星を手に入れた。「立ち上がりなかなかボールをコントロールすることができず苦しい投球になってしまいました。ランナーを出してもいろんな球種を使うことで粘ることができました。点差のある楽な状況で投げさせてもらえて、何とか自分の仕事はできたと思います」とコメントした。

 攻撃陣は、相手のミスにつけ込んで序盤で大量5点をリードした。先制の左前適時打を放った坂本は「初回に(高橋)遥人も粘って投げてくれましたし、何とか先制してあげたいと思っていました。後ろにつなぐ気持ちで打席に入りましたが、先制点につながって良かったです」と話した。坂本は3回、6回といずれも中前打を放ち、今季初の猛打賞を記録。7回には大山が左越え2点適時二塁打を打ち、相手を突き放した。

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