◆イースタン・リーグ 巨人3―2西武(27日・Gタウン)

 巨人の鈴木大和外野手が、決勝の適時二塁打を放った。イースタン・西武戦に7回の守備から途中出場。

2―2の同点で迎えた8回、岡田の右越え二塁打などで2死二塁の好機を作ると、2番手・宮沢の初球149キロ直球を振り抜いて左翼線へと抜けていく決勝二塁打とした。

 試合後はヒーローに選ばれてお立ち台へ。快足を武器に今季支配下に昇格を果たした26歳は「いつ1軍に呼ばれてもいい準備をして、毎日を過ごしたい」と力を込めた。

 鈴木大のヒーローインタビューは以下の通り

 ―どんな気持ちで打席に入ったか。

 「同級生の岡田がチャンスを作ってくれて、昨日も引き分けのまま終わってしまったので、今日はなんとしても勝ちたいと思っていたので、そういう気持ちでいきました」

 ―どんな準備をして臨んだのか。

 「初球真っすぐかどうかは迷ったところはあったんですけど、初球甘い真っすぐが来たら強く打ちに行こうと思っていたので良い結果になって良かったです」

 ―手応えは。

 「ちょっと正面だったんですけど、抜けてくれたので結果的に良かったと思います」

 ―二塁を陥れた走塁も鈴木選手ならではだった。

 「僕は足(が武器)の選手だと自分では思っているので、打撃というよりかはああいう隙を突く走塁というところを一番求められていると思う。そういうところで二塁を突けたということは良かったと思います」

 ―後半戦へ向けてどこをアピールしていきたいか

 「まずは先ほど言ったように僕は足(が武器)の選手なので、2軍でアピールして、いつ1軍に呼ばれてもいい準備をして毎日を過ごしたいと思っています」

 ―ファンへ向けて。

 「最近、猛暑日が続いている中、応援に来ていただいてありがとうございます。1軍含めて厳しい戦いが続いていますが、僕ら2軍の選手も1軍の戦力になれるように毎日頑張っていますので、引き続き応援をよろしくお願いします」

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