◆JERAセ・リーグ 広島5―6巨人(27日・マツダスタジアム)
広島は、打線の追い上げも及ばず、巨人に連敗を喫した。球宴を挟み、前半戦から今季3度目の5連敗で借金は9に膨らんだ。
0―5の5回は先頭から5連打で1点差に詰め寄った。会沢が4月18日の阪神戦(甲子園)以来にHランプをともし、代打・モンテロ、秋山が連打で続き、無死満塁から大盛が走者一掃三塁打。小園の今季100安打目の適時打で4点目を奪ったが、同点に追い付くことはできなかった。2点差に広がった8回は、坂倉が先頭二塁打を起点に2死三塁から代打・野間の適時三塁打で再び1点差。だが、追い付くことができなかった。
結果的に、序盤の大量ビハインドが重くのしかかった。マツダ初先発となったドラフト2位左腕・佐藤柳は、3回4失点(自責3)。2番手・遠藤も、2イニング目の5回に岸田のソロを被弾。1点差で迎えた終盤の8回には、5番手・ハーンが痛恨の追加点を奪われた。
7月いまだ3勝しかできておらず、14敗3分け。後半戦に入っても、苦しい戦いが続く。