◆米大リーグ レッドソックス―ドジャース(27日、米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイパーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)が27日(日本時間28日)、敵地・レッドソックス戦に「2番・指名打者」でスタメンに名を連ねた。前日に合流したベッツが1番に復帰した。

試合前にはロバーツ監督が取材に応じ、投手・大谷の今後の起用法について言及した。

 大谷は次回登板は30日(日本時間31日)の敵地レッズ戦で、今季最長となる4イニングの登板を予定している。登板翌日が不振で5戦で計23打席に立ち、1本塁打を含む2安打、3四死球で打率1割。30日(水曜日)に登板すれば、翌日は休養日。中6日の水曜日で回れば、8月は登板翌日の木曜日が4回中3回、休養日になるメリットがある。ロバーツ監督は「もし翔平をある特定のタイミングで登板させるチャンスがあるなら、いま身体的に抱えている負担を踏まえると、その後に休養日があるようにスケジューリングするのは、理にかなってますよね? そうすることで、彼が最高のパフォーマンスを発揮できるようにするためのベストな方法になる」と話した。

 今後はしばらく4イニング登板を継続し、段階的に制限を緩和していく方針。「今年は、投球に関して言えば、ずっとリハビリの延長、メンテナンスのような年になると思う。彼に対して『110球まで投げていいよ』といった感じで制限を完全に外すことはしない。それはしばらく先の話。しばらくは4イニングでいって、それから5イニングに引き上げるという形で、様子を見ながら進めていきます」と明かした。

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