◆米大リーグ オリオールズ―ロッキーズ(27日、米メリーランド州ボルティモア=オリオールパーク)
オリオールズ・菅野智之投手(35)が27日(日本時間28日)、本拠地・ロッキーズ戦に先発し、初回は無失点の好発進を切った。
悪天候のため28分遅れでプレーボールとなった一戦。
後半戦初登板だった前回登板の21日(同22日)、敵地・ガーディアンズ戦では3回3分の2で90球を投げて6安打4失点(自責3)で降板。勝敗はつかなかったが、初回に3点を失い、メジャー移籍後最短タイのKOとなった。
この日が20試合目の登板。6月8日(同9日)の敵地・アスレチックス戦からは7登板連続で3失点以上とやや苦しみ、試合前の時点で7勝5敗、防御率4・54だった。31日(同8月1日)のトレード期限前は最後の登板となることが確実。ここまで借金12でトレード市場の「売り手」となることが濃厚なオリオールズとあって、菅野もトレード移籍の可能性があるとされている。