NPBの榊原定征コミッショナーが27日(日本時間28日)、米国野球殿堂の表彰式典に出席。日本人で初めて殿堂入りしたマリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(51)の偉業について「日本人として野球人として心から祝福し、日本人として大変誇らしいこと。
日本の殿堂博物館の館長も兼任している榊原コミッショナーは「日本でも(殿堂に)入られて、アメリカでも。ダブルで殿堂入りされて素晴らしいこと」。米野球殿堂博物館では今夏、新しく「ヤキュウ・ベースボール」の展示が始まり、日米の野球交流の歴史に注目が集まっている。NPB側は資料、展示品の提供などの協力を行い、この後、ニューヨークでMLBのマンフレッド・コミッショナーとの会合予定があるという。「これを契機に日米の野球がともに発展していくことを願っています」と語った。
ニューヨーク駐在時代の1974年に当地を訪れて以来、自身2度目のクーパーズタウン訪問。歴代NPBコミッショナーの中で初めて米国野球殿堂の表彰式典に出席した。