◆米大リーグ ジャイアンツ―メッツ(27日、米カリフォルニア州サンフランシスコ=オラクルパーク)

 メッツの千賀滉大投手が27日(日本時間28日)、敵地でのジャイアンツ戦に先発。右太もも裏故障で負傷者リスト入りし、これが復帰後3試合目のマウンド。

ジャイアンツの5番打者チャプマンに4回に15号同点ソロ、5回に16号逆転2ランを浴び5回で交代し、8勝目はならなかった。

 四球が今季ワーストの5個と制球力に冴えがなく、甘く入ったように見えたボールでの2被弾だった。

 第1打席直球で見逃し三振に仕留めたチャプマンに4回、2ボールからの3球目のカットボールが真ん中低めに入ったところを左翼席にたたき込まれ同点。

 5回にメッツが連続二塁打で1点を勝ち越したが、その裏、簡単に2アウトを取るも、アダメズに左前安打を許すと、またもチャプマンに今度は初球の内角に入った92・7マイル(約149キロ)の直球を中堅スタンドに放り込まれ逆転された。

 試合は7回にメッツがマウリシオの5号、ソトが25号を放って逆転、千賀の黒星は消えた。

 千賀は5四球もあって5回で92球と球数がかさみ4安打3失点で防御率は2・00と後退した。残り試合で76回1/3を投げないと規定投球回入り出来ない。復帰後3試合で最長はこの日の5イニング。今後長いイニングでの投球が待たれる。

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