ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)への「ABEMA」独占のインタビュー企画「おはようロバーツ」が28日に放送され、右肩痛で負傷者リスト(IL)入りしている佐々木朗希投手(23)の復帰への道筋を語った。

 メジャー1年目の朗希は、開幕ローテ入りして東京ドームで開催された開幕2戦目で先発し、5月3日(日本時間4日)の敵地・ブレーブス戦では、メジャー7試合目の登板で初勝利もつかんだ。

だが、同9日(同10日)の敵地・ダイヤモンドバックス戦での登板を最後に右肩インピンジメント症候群のためIL入りした。

 ノースローの期間も長かったが、7月中旬にはブルペンでの投球練習を再開。23日(同24日)にロバーツ監督は「来週アリゾナで打者に対して実戦形式の登板をする」と説明し、8月下旬のメジャー復帰へ向けて一歩ずつ前進している。

 ロバーツ監督は朗希の今後について「メジャーに戻ってくるには、イニング数と球数を増やさないといけない。そのためにはリハビリ登板をこなしてもらうしかない」と説明。大谷翔平投手(31)はマイナー登板を経ずにメジャー復帰登板を果たしたが、「翔平は別で、彼には打ってもらう必要があった。彼のバットが必要だったからね」とした。

 ドジャースの先発ローテはサイ・ヤング賞2度の左腕・スネルが近日中にも復帰し、山本、大谷、グラスノー、カーショー、シーハン、メイとそろっているが指揮官は「(朗希の)復帰は8月の終わりの話だから、まだ時間はたっぷりある。打者に対して投げ始めた後、マイナーでのリハビリ登板をしてもらう。おそらく2回か3回投げてもらってメジャーに戻す」と明かした。

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