巨人は28日、8月6日のヤクルト戦(東京ドーム)で、ハンドボール・ジークスター東京の部井久(べいぐ)アダム勇樹選手がファーストピッチを務めると発表した。

 ジークスター東京は、東京を本拠地とするハンドボールクラブチーム。

巨人やヤクルトと同様に、東京をホームタウンとする15のスポーツチーム・団体が名を連ねる「TOKYO UNITE」に参画しており、マルチスポーツ体験イベントや都内の困窮家庭の子どもたちにスポーツシューズを届けるプロジェクト「#your_shoes(ユア・シューズ)」などに取り組んでいる。また8月19~20日に国立代々木競技場第一体育館で開催される「パリ・サン=ジェルマン ハンドボール ジャパンツアー2025」に出場し、欧州屈指の強豪クラブ「パリ・サン=ジェルマン(PSG)」と対戦する予定となっている。

 部井久アダム勇樹選手のコメントは以下の通り。

 「ジークスター東京の部井久アダム勇樹です。このたび、伝統ある読売ジャイアンツの始球式という大変光栄な機会をいただき、心からうれしく思います。幼少期にソフトボールをしていたこともあって、プロ野球の大ファンです。オリンピックに出場することと、プロ野球の試合で始球式を務めることが小さい頃からの必ず果たしたい夢でした。今回、そのどちらの夢も叶い、いま言葉にできないほどの幸せを感じています。当日は、ライデル選手のような力強いストレートを、私の“キャノン師匠”である甲斐選手(甲斐選手からキャノンという名前をいただき、私のシュートは「アダムキャノン」と呼ばれています!)に受け止めてもらいたいなと思っています。全力投球し、夢の舞台をめいっぱい楽しみます!!」

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