◆米大リーグ レッズ―ドジャース(28日、米オハイオ州シンシナティ=グレートアメリカンボールパーク)

 ドジャース・山本由伸投手(26)が28日(日本時間29日)、敵地・レッズ戦に先発し、初回に1点を失って追いつかれた。

 1回表にT・ヘルナンデスが左前適時打を放ち、1点のリードをもらってマウンドに上がった山本。

先頭のフリードルはカーブで三邪飛に打ち取ったが、2番マクレーンには内角低めのツーシームをはじき返されて一、二塁間を破る右前安打を許した。1死一塁で昨季25本塁打&67盗塁のデラクルスにはフルカウントから四球を与えて1死一、二塁。ヘイズにも左前安打を許して満塁のピンチを迎えた。1死満塁で迎えた昨季同僚だったラックスとの対戦は、二ゴロに打ち取ったが三塁走者が生還して追いつかれた。なおも2死二、三塁だったが、スティアの強烈な当たりを左翼手のコンフォートが好捕して追加点は与えなかった。

 前回登板の22日(同23日)の本拠地・ツインズ戦では、2回に3点を失ったが踏ん張って5回101球で、5安打8奪三振3失点(自責1)。勝敗はつかず、試合後には「本当に最低限だけど、5回までいけたというのはポジティブに捉えるとよかったところかなと思います」と前を向いていた。1日(同2日)のホワイトソックス戦以来4登板ぶりで後半戦初勝利となる9勝目を狙うマウンドだ。

 レッズの本拠地(シンシナティ)では2度目の登板。24年5月26日(同27日)に投げた際には、6回途中6安打4失点、8奪三振で敗戦投手となった。今季21試合目の登板。試合前の時点でチーム最多8勝(7敗)を挙げ、防御率はリーグ4位の2・55の成績をマークしている。

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