米大リーグ機構(MLB)は28日(日本時間29日)、ガーディアンズのエマニュエル・クラセ投手に対しスポーツ賭博に関する調査を進めていることに関し、8月31日まで懲戒処分なしの有給休暇、実質的な出場停止処分を科した、と発表した。

 クラセに対しリーグが不正行為の疑いを調査している間、同投手には給与が支払われる。

休職中は、チームの40人枠には含まれない。

 ガーディアンズでは先発のルイス・オルティス投手も同じスポーツ賭博による調査が行われ、今月3日、17日までの懲戒処分なしの有給休暇を科せられていたが、18日に8月31日まで延長されていた。

 クラセは3年連続40セーブをマークするなどメジャーを代表するクローザー。今季も24セーブを挙げており、2年連続地区優勝を目指すガーディアンズにとっては大きな痛手だ。

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