米大リーグ機構は28日(日本時間29日)、26年3月に行われる第6回WBCのニカラグア代表の監督に、22年にアストロズをワールドシリーズ制覇に導いた経験もあるダスティー・ベーカー氏(76)が就任したことを発表した。

 ベーカー氏は、現役時代にブレーブスやドジャースなどで外野手として活躍。

通算1981安打、242本塁打をマークした。1993年にジャイアンツの監督に就任すると、その後もカブス、レッズ、ナショナルズ、アストロズの指揮官を務め、監督として通算2169勝を記録して最優秀監督賞を3度受賞した名将だ。

 ニカラグアは23年の前回大会でWBCに初出場したが、プエルトリコ、イスラエル、ベネズエラ、ドミニカ共和国に4連敗を喫して1次ラウンドで敗退。第6回大会には、今年2月に行われた予選でプレミア12王者の台湾、スペイン、南アフリカを破って勝ち上がった。本戦の1次ラウンドでは、ベネズエラ、ドミニカ共和国、オランダ、イスラエルと同じD組に入った。上位2チームに入って準々決勝に進出すると、日本が入っているC組のチームと対戦する。

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