入団テストを受けて今月12日に支配下選手契約を結んだ巨人の乙坂智外野手が、29日の中日戦(バンテリンドーム)から加入後初めて1軍に合流する。

 「7番・中堅」で先発出場した27日のイースタン・西武戦(Gタウン)では、両軍無得点の2回1死二塁で相手先発・松本の147キロ直球を捉えて左前へ加入後の公式戦初安打をマーク。

一、三塁と好機を広げて続く喜多の右前適時打を呼び込み、「良い形で次につなげたいと思って打席に入りました。得点に絡む安打が打ててうれしい」と語っていた。

 乙坂はパンチ力ある打撃と俊足、強肩、身体能力の高さが魅力の右投げ左打ちの外野手。DeNAでは21年まで10年間プレーし、1軍通算10本塁打、155安打を放った。22年からはメキシコ、ベネズエラ、米独立リーグなどでプレー。今年5月にはマリナーズとマイナー契約を結び、3Aでメジャー昇格を目指すも現地6月28日に自由契約となると、今月11日に巨人の入団テストを受けていた。

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