◆イースタン・リーグ ヤクルト―巨人(29日・戸田)

 巨人の萩尾匡也外野手が、NPB通算188勝左腕から5号2ランをたたき込んだ。

 イースタン・ヤクルト戦に「3番・DH」で先発出場。

2点リードの5回1死三塁の好機で相手先発・石川に対すると、1ストライクから内角の直球系に反応。体をくるりと回転させて捉えた打球は、快音を残して左翼席へ飛び込んだ。

 1打席前の3回1死二塁では、内角低めの直球に反応できずに見逃し三振に倒れていた。「(石川は)変化球投手というイメージで(打席に)行ってしまった。そこもあるんだと意識しながら、しっかり反応できたと思います」と振り返った。

 7、8回にも中前安打を放ち、3安打の大暴れで21安打14得点の大勝に貢献。今季、2軍で打率2割台前半と苦しんできたが、「イメージ通りにバットが出始めた」と復調の兆しが見えてきた。

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