◆JERA セ・リーグ 中日8―5巨人(29日・バンテリンドーム)
巨人の西舘勇陽投手が、初回に3点の援護をもらい3回まではパーフェクト投球をみせていたが、4回に3ランなどで4失点、5回にも2ランを浴び5回6安打6失点で3敗目(2勝)を喫した。
3点の援護をもらってマウンドに上がった西舘は初回から最速153キロを計測しながら3者連続空振り三振の好スタート。
しかし、3―0の4回。先頭・岡林への四球などで無死一、二塁で上林に左前適時打を浴びると、さらに1死一、二塁。ボスラーに2球目、カットボールを捉えられた。打球は右翼席へ逆転の3ラン。さらに5回にも1死三塁から岡林に右越え2ランを浴びた。
西舘は「相手も早打ちで球数も少なく来ていた中ですごく余計なフォアボールだったなって反省ですね」と4回先頭に与えた四球を反省。「甘い真ん中のコースで、3点ある中で1番やっちゃいけないミスですね」とボスラーへの1球についても悔いた。