◆パ・リーグ オリックス2―3西武=延長10回=(29日・京セラドーム大阪)

 オリックスが8連敗した24年9月以来となる、今季ワーストの6連敗を喫した。今季14度目の延長戦に突入した10回、5番手・才木が2本の安打と四球で1死満塁のピンチ。

続く外崎への3球目が暴投となり、これが痛恨の決勝点となった。岸田監督は「これで小さくならないように、思い切ってまた勝負してくれることを願っている」と、3年目右腕をかばった。

 打線は2回、杉本が左翼席5階に9号先制2ラン。だが、それ以降は西武投手を打ち崩せなかった。指揮官は「なかなかヒットは、そんな簡単に打てるピッチャーでもないのは分かっていた。そこでラオウ(杉本)が1本打ってくれたのはデカかった」と話すにとどめた。

 ホーム6連戦の初戦に手痛い敗戦。それでも、監督は「初戦は取りたかったけど、また明日(30日)から粘ってやっていきます」と切り替えた。

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