◆米大リーグ ホワイトソックス―フィリーズ(29日、米イリノイ州シカゴ=レイトフィールド)

 フィリーズのカイル・シュワバー外野手が29日(日本時間30日)、敵地のホワイトソックス戦に「2番・DH」に座り、3試合ぶりの37号を放った。

 3回無死二塁、待望の一発は134メートルの特大アーチとなり、右翼席最上段に飛び込んだ。

初球、甘く入ったスイーパーを強振、29度のライナーで打球速度は185キロという猛スピードでスタンドへ。本塁打王争いを繰り広げる大谷翔平(ドジャース)らライバルへアピールした。

 シュワバーは15日のオールスター戦で史上初めて突入した延長戦の本塁打競争「スイングオフ」にナ・リーグ3人の出場選手に起用。3スイング×3人の合計で争われ、2人目で登場すると全3スイングでスタンドインさせ、ナ・リーグに勝利をもたらし、MVPに選出。後半戦に入っても、その好調ぶりをキープ、後半戦に入って11試合で7発目と量産体制は続いている。

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