◆米大リーグ レッズ―ドジャース(29日、米オハイオ州シンシナティ=グレートアメリカンボールパーク)
ドジャース・大谷翔平投手(31)が29日(日本時間30日)、敵地・レッズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、2―4で迎えた7回1死一、二塁の好機で空振り三振に倒れた。9試合連続安打を放っていた大谷だが、今季初1試合4打席連続三振で大ブレーキとなった。
初回1死で迎えた1打席目は、背中から来るようなサイド左腕ロドロの外角低めのカーブにバットが空を切って空振り三振に倒れた。3回1死一塁の第2打席はカウント1―2から94・6マイル(152・2キロ)の外角直球に全く手が出なかった。ため息をつくように静かにベンチへと引き揚げた。
2―3で迎えた5回1死一、二塁の3打席目は、一打同点の好機。だが、相手左腕のカーブに全く合わず、3球で空振り三振に倒れた。これで3打席連続三振となった。
この日は3戦ぶり39号が出れば、レッズの本拠地グレートアメリカン・ボールパークでは自身初&メジャー本拠地29球団目となり、残りはフィリーズのシチズンズバンクパークだけになる。
大谷は、前日28日(同29日)の敵地・レッズ戦では「2番・指名打者」で先発出場し、決勝の2点適時二塁打を含む3打数1安打2打点2四球とし、今季最長タイの9試合連続安打もマーク。チームの連敗を「2」で止めていた。
投手としては、翌30日(同31日)のレッズ戦で、今季7度目で最長となる4イニングを投げる見込みとなっている。