◎「第56回日本少年野球選手権大会」大阪北支部予選(7月27日・寝屋川公園第1野球場)◆中学生の部 ▽決勝 枚方ボーイズ10-5大阪柴島ボーイズ

 逆転勝利を飾った枚方が大阪北支部の頂点に立った。

 反撃は0―5で迎えた4回から。

4番・大槻の右前打を起点に、坂口の適時打、漆原の犠飛で2点。目覚めた打線は5回、無死一、三塁から大槻が「自分が打ってやろう」と右前適時打。さらに坂口の2点二塁打で同点に追いつくと、漆原が、投手交代直後の初球を「狙った」と右前へ2点打し、ついに勝ち越した。

 選手権大会に出場を決めたチーム同士の対戦。弾みとなる勝利に、大槻は「この調子のまま本戦に臨みたい」と堂々。4回途中から2番手で好投した藤原も「スライダーが良かった。今日みたいに完璧に抑えたい」と誓えば、菱田主将も「諦めないのがこのチームの持ち味。何点とられても逆転する。それだけの練習をしてきた」と初戦・小松戦を見据えた。

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