◆米大リーグ レッズ4―5ドジャース(29日、米オハイオ州シンシナティ=グレートアメリカンボールパーク)
ドジャース・大谷翔平投手(31)が29日(日本時間30日)、敵地・レッズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、4打席連続三振を含む5打数ノーヒットに終わった。連続試合安打も今季最長タイの9試合でストップ。
大谷は初回1死で迎えた1打席目は、背中から来るようなサイド左腕ロドロの外角低めのカーブにバットが空を切って空振り三振に倒れた。3回1死一塁の第2打席はカウント1―2から94・6マイル(152・2キロ)の外角直球に全く手が出なかった。ため息をつくように静かにベンチへと引き揚げた。2―3で迎えた5回1死一、二塁の3打席目は、一打同点の好機。だが、再びロドロのカーブに全く合わず、3球で空振り三振に倒れた。
2―4で迎えた7回1死一、二塁の好機でも3番手右腕アシュクラフトの前に空振り三振に倒れた。9試合連続安打を放っていた大谷だが、今季初の1試合4打席連続三振の大ブレーキとなった。
翌30日(同31日)のレッズ戦では、今季7度目で最長となる4イニングを投げる見込みとなっている大谷。二刀流出場では今季6戦で打率2割5分0厘ながら、2発9打点と当たっている。相手先発は元日本ハムのニック・マルティネス投手。