◆米大リーグ エンゼルス―レンジャーズ(29日、米カリフォルニア州アナハイム=エンゼルスタジアム)

 エンゼルスの菊池雄星投手が29日(日本時間30日)、本拠のレンジャーズ戦に先発し、1点リードで迎えた6回1死一、二塁を残し降板。2番手バークがデュランに適時打を浴び、外野手の送球ミスもあって2者生還。

逆転され勝利投手から一転敗戦投手の危機となったが、その裏に打線が奮起して4点を挙げ8敗目は免れた。

 菊池は再三のピンチも粘り強いピッチングを続けた。初回、いきなり連続安打を許したが一塁走者の三塁進塁が一度はセーフと判定されたもののチャレンジでアウトになって救われた。3回2死一、二塁では4番AD・ガルシアを96・6マイル(約155キロ)の直球で右飛に抑えた。

 4回にヒガシオカにソロ本塁打、5回にガルシアにタイムリーを許したが、なおも1死一、二塁の場面で二塁へのけん制で走者を刺していただけに、6回の続投が裏目になった。防御率は3・30となった。

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