日本ハムの郡司裕也捕手が30日、8月5日にエスコンに新たにオープンするワイン醸造レストラン「THE FIFTY FIFTY CLUB(ザ・フィフティ フィフティ クラブ)」の内覧会に登場した。昨年12月の結婚を機に、ワイン好きの妻の影響で、「ワインをたしなむのが趣味」という郡司がワインの試飲や注ぎ方体験を行った。

 試合前ということで、ノンアルコールワインと、スパニッシュ料理を満喫し、「ゆくゆくはワイングラス片手に球場観戦してもらえたら」と呼びかけた。シーズン中でも翌日が休みの日には、知り合いのソムリエに教わりながら、ワインを楽しむという27歳は、「サラリーマンの皆さんで言う“華金”は、僕らにとっての日曜日の夜。試合結果によってワインの味も変わってきちゃうんでワインをおいしく飲むために頑張る」と意気込んだ。

 またこの店舗は、世界初の球場ワイン醸造に挑戦中で、2027年の提供を目指している。「球場でワイン醸造って挑戦だと思うので、僕も挑戦者の気持ちで、昨年ホークスに太刀打ちできなかったことも踏まえてどんどん挑戦者の気持ちでやっていきたい」と完璧に締めくくり、「うわーいいつなげ方」とユーモアたっぷりに笑わせた。

 「THE FIFTY FIFTY CLUB」という名前の由来はドジャース・大谷が打ち立てた「50本塁打・50盗塁」。世界初の球場内ワイン醸造という“誰も成し得ていない挑戦”をエスコンから実現したいという思いを込めて名付けられた。店内では醸造ワインに加え、入手困難なジャパニーズウイスキーも提供され、ワインとウイスキーの二刀流で、「2つの価値を同時に楽しむ」という意味も込められている。

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