◆JERA セ・リーグ 中日0―2巨人(30日・バンテリンドーム)

 巨人が中日を破り、戸郷翔征投手が6月8日以来の今季3勝目を挙げた。6月22日の西武戦以来の先発マウンドにあがった戸郷は、6回まで投げ4安打無失点、7奪三振、109球の熱投。

打線は中日の先発・柳裕也投手から6回に岸田行倫捕手、増田陸内野手の連続タイムリーで2点を奪い、救援陣がそれを守り切った。守護神・マルティネス投手は両リーグ最速で4年連続30セーブをマークした。

【巨人・戸郷翔征投手のヒーローインタビュー】

―ナイスピッチ

「ありがとうございます」

―1カ月以上ぶり。どんな思いでマウンドに?

「2軍で1軍の試合をたくさん見てきたし、選手の奮闘も見てましたし、迷惑をかけているなと思いながら頑張ってました」

―2軍ではどんなトレーニングを

「初めてこんなに苦しんだシーズンだったので、何をしていいかわからなかったんですけど、とにかくいろんなことを、いろんな人から吸収できたかなと思います」

―立ち上がり(1回)のピンチでボスラーを打ち取った

「今日はピンチでも、しっかりいい気持ちで粘りながらできたので、何とか勝利につながったかなと思います」

―いいところで岸田、増田陸が打ってくれた

「いい展開が続いてましたけど、何とか一本出てくれと思いながら、祈りながらやってましたし、その2点が本当に助かりました」

―その裏のピンチは

「あのイニングまでは1人で投げ切ると強い気持ちを持ってでできたと思います」

―本来の直球やフォークのキレが戻ってきたのでは

「まだまだ長いイニングを投げたいと思いますし、迷惑を掛けた分、しっかりチームに貢献できるように頑張りたいと思います」

―ファンに

「まだまだ後半戦始まったばかりですし、チームとして1勝1勝つかんでいきたいと思いますので、ご声援、よろしくお願いします」

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