巨人・井上温大投手(24)が自身8登板ぶりの4勝目を目指し、31日の中日戦(バンテリンD)で先発する。5月21日の阪神戦(甲子園)を最後に勝ち星からは2か月以上遠ざかっており、30日は気合をにじませて敵地で調整。

「試合に勝つこと。本当にそれだけ。悩んでいてもしょうがない」と前だけを見た。

 前回中日と対戦した9日(福島)は7回途中0封と好投。4月1日の今季初対決では7回2失点で負け投手となったが、バンテリンDは22年のプロ初勝利を含み、昨季まで通算2戦2勝と好相性だった。「岡林選手だったりが出てしまうと大量点につながる。中軸の前に走者をためないように」とテーマを掲げた。

 3被弾して5回5失点だった21日の阪神戦(東京D)から中9日。準備は整い「自分のできることに集中したい」と左腕。最善を尽くした先に71日ぶりの白星が待つ。

編集部おすすめ