◆JERAセ・リーグ 阪神5―0広島(30日・甲子園)

 阪神の藤川球児監督はマジック「39」の点灯にも自然体を貫いた。

 1965年以来、60年ぶりとなるシーズン23度目の完封勝利で貯金も今季最多を更新する22。

マジックが点灯したが「全く知らなかったですね(笑)。11月からチームと一緒に動き出してから、凡事徹底と没頭するということですから、そこで止まるということはないですね。自分たちは現場でグラウンドで精一杯戦っていくので、皆様方にお任せすると。とにかく毎日全力で戦います」と誓った。

 先発・村上は序盤苦しみながらも6回2失点で9勝目。「立ち上がりに少し、投球フォームがどうかなというところだったんですけど、3イニング目くらいからよくなった。緩いカーブ等を交えながら投げ込んでいく形というものが良くなってきた」と振り返った。「本当は90球ぐらいで、5回で(降板)と思ったんですけど、回の締り方が最後すごく良かったので六回まで。次回が楽しみですね」と期待した。

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