◆JERA セ・リーグ 中日0―2巨人(30日・バンテリンドーム)

 巨人のライデル・マルティネス投手が両リーグ最速で4年連続30セーブに到達した。

 昨季までの本拠地バンテリンDで9回に登場し、古巣相手に2三振を奪うなど圧巻の3人締め。

「やっぱりこの球場で、なおかつ何年も続けて30セーブという記録に到達できてるってことは本当にうれしいです。これはやっぱり日々の練習の成果がしっかり出ているから、だと思います」と振り返った。

 30セーブは自身4度目。4年連続での達成は05~13年で9年連続の岩瀬(中日)、14~17年のサファテ(ソフトバンク)に次ぐ史上3人目だ。9日の中日戦(福島)では2点リードの9回2死、2ストライクから細川にまさかの逆転3ランを献上。この日は先頭で対決し、153キロで空振り三振に封じた。「過ぎたことは多分どの選手もあまり考えないと思う。自分も『過去のことは過去のこと』と切り替えて。当然、細川選手が(打席に)来たのは知っていたけど、当然アウトを取るつもりで。細川選手はヒットを打つつもりで来たと思うけど、とにかくアウトを取るって、そこにフォーカスしました」と汗をぬぐった。

編集部おすすめ