◆JERAセ・リーグ 阪神5―0広島(30日・甲子園)

 広島・大瀬良大地投手はアクシデントで降板した。6回先頭の中野に四球を与えた後、タイムを要求。

投手コーチとトレーナーが駆けつけ、ベンチに下がった。マウンドに戻って投球練習を行ったものの、続投を断念した。試合後に右脚と右手の指先がつっていたことを明かし「(特に)指先の方は、どうしてもボールを扱うので」と説明。熱中症の可能性もあり「トレーナーさんから体の熱はあるということで。冷やして今は症状は落ち着いているけど、発汗の量も、いつもより多かった」と振り返った。

 投球は4回無死一、二塁で小幡を三ゴロ併殺に打ち取ったが、2死三塁からの暴投が決勝点。「併殺を取ってくれて、なんとしても抑えないといけないと思ったけど。甘くなるのを避けたいと思って、ひっかけてしまった」と悔やんだ。さらに、2回の攻撃では1死満塁で一塁走者だったが、秋山の遊直で帰塁できず「そんなに難しいことはなかったんですけど、気持ちが先走ってしまいました。つないで、つないでというところを断ち切ってしまった」と猛省した。

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