◆米大リーグ レッズ―ドジャース(30日、米オハイオ州シンシナティ=グレートアメリカンボールパーク)
ドジャース・大谷翔平投手(31)が30日(日本時間31日)、敵地・レッズ戦に「2番・投手兼DH」でスタメンに名を連ねた。相手先発は元日本ハムのニック・マルティネス投手。
前日のレッズ戦には「2番・DH」で先発出場し、まさかの1打席目から4打席連続三振を含む5打数ノーヒット。連続試合安打も今季最長タイの9試合で止まった。
前回登板21日(同22日)には本拠地ツインズ戦で「2番・投手、DH」の二刀流出場し、今季最多46球で3回4安打1失点の好投。打っては、初回にメジャー史上初の“やり返し弾”となる3戦連発の35号アーチを放った。試合後には「4イニングいきたいなとは思ってたけど、球数がちょっとかさんでいたので。次、また伸ばしていきたいなと思います」と話しており、この日は今季7度目で最長となる4イニングを投げる予定だ。二刀流出場時は試合前時点で今季6戦で打率2割5分0厘ながら、2発9打点と当たっているだけに、打撃での“復調”も期待される。
一方、登板翌日の打撃成績が20打数2安打、打率1割と低迷。今後は中6日で回れば、登板翌日の木曜日が8月は4回中3回が休養日になるメリットがある。ロバーツ監督が「最高のパフォーマンスを発揮するため」と期待する“水曜日の大谷”の初陣で、快投を狙う。