◆第１１回全国女子中学生硬式野球選手権最終日（３１日、中栄信金スタジアム秦野）

　女子硬式野球の中学生全国大会の決勝が３１日、神奈川県秦野市で行われ、エイジェックユース（栃木）がボーイズリーグの関西地区女子選抜チームを１５―５の６回コールドで破り、６回目の出場で初の頂点に立った。

　前日の準決勝で延長タイブレイクを制して初の決勝に進出したエイジェックユースが、初回から爆発した。

石井心萌のランニング満塁本塁打など５安打６得点。その後も手を緩めず１６安打１５点、一方のボーイズ関西女子は、６点を追う３回に梅森紗々の適時打などで３点を返すなど、粘りを見せた。

　今季から、全日本選手権と全日本クラブ選手権をともに１度制した“姉チーム”エイジェックの小林茂生監督が就任。リーグ戦のヴィーナスリーグ・ライオンズ杯でも１位タイにつけている。創設当初から全国制覇を目標にしてきたチームの、悲願達成となった。

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