巨人のオコエ瑠偉外野手が、ソロ本塁打を含む4安打の大暴れを見せた。
イースタン・ヤクルト戦に「6番・DH」で先発出場。
8回の本塁打は、ボウリングのピンのように中央部分が太く、先端がやや細くなっている魚雷(トルピード)バットを使ってたたき込んだ。1軍でも使用していたが、2軍降格後はより良い感覚を求めて通常のバットと併用していると説明。「(本塁打は)風もありましたけど、感触としては悪くない当たりだった。魚雷(バット)については、自分の中で『こういう投手に対してはこの方がいいんだ』と、完璧につかめていないところもある。せっかくなので同じことを継続してやるんじゃなく、いろいろと試しながら。学びながら、より良いものを見つけられれば」と語った。
今季は42試合に出場して打率2割4分、4打点、3盗塁。7月上旬は「2番・中堅」で出場機会を増やしていたが、その後はベンチスタートが続き、28日に出場選手登録を抹消となった。再昇格へ向けて「状態を保ちながら、とにかく頑張ります」とアピールを続けていく。