◆JERAセ・リーグ 阪神3―6広島(31日・甲子園)

 阪神・藤川球児監督が、厳しい表情で敗戦を受け止めた。初回に先発のドラフト1位・伊原が自身の失策もあり3点を先制され、4回にも追加点を献上。

1点ビハインドの5回から2番手でネルソンがマウンドに上がったが、投手の森に2点適時二塁打を打たれた。

 指揮官は「ネルソンね、勝負しないと。勝負に勝たないといけないので、ちょっと気持ちの面というか。グラウンド上で、栄枝を含めてね。戦うということに対して、前向きじゃなかったように見えた」と指摘。「やっぱり戦うという気持ちですね。これがある選手はどんな環境でもやる。悔しさというものは必ず必要ですから。チーム全体としていい教訓にして、また明日から戦っていく」と真夏の長期ロードを見据えた。

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