西武は31日、乳がんの早期発見・早期治療・早期診断の大切さを訴える「ピンクリボン運動」に賛同し、「ライオンズ ピンクリボンキャンペーン2025」を8月3日より実施すると発表した。

 本キャンペーンは、2008年に妻を乳がんで亡くした鳥越裕介ヘッドコーチの「自分と同じ思い、同じ苦しみを味わってほしくない。

この活動の輪を広げていきたい」という声をきっかけに実施するもの。本キャンペーンでは、特別サポーターとして啓発活動などに取り組む。

 今シーズンの取り組みとして、9月6日・ロッテ戦(ベルーナD)で、乳がん検診車と啓発ブースを駅前広場に設置し検診を呼びかけるほか、8月3日から2026年2月28日の期間中に所沢市保健センターで行われる乳がんバス検診を受診された方に、ライオンズのロゴと所沢市のロゴがデザインされたボールペンを配布する。

 鳥越ヘッドのコメントは以下の通り。

「これまで2つの球団でこのような活動を行ってきましたが、その輪をライオンズにも広げることができてうれしく思います。乳がん検診について知っていただき、足を運んでいただく。それが早期発見・治療につながり、ひとりでも多くの人の命が助かると考えています。ライオンズファンの皆さんにも知っていただけるように、球団と協力して、これからも啓発活動を続けてまいります」

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