◆パ・リーグ オリックス6―2西武(31日・京セラドーム大阪)

 オリックス打線が、西武のエース・今井の前に8安打6得点と奮起し、6カードぶりの勝ち越しを決めた。岸田監督は「そんな簡単にはやっぱり、今井投手からは点が取れない。

(相手の対策は)毎試合するけど、きょうはうまくいった」とうなずいた。

 その中心で大暴れしたのは、5打数4安打1打点、2盗塁をマークした広岡。1番として最高の働きを見せた右打者を、指揮官は「大きかった。本当にしっかり準備をしていたからこそ」と手放しに称賛した。

 先発のドラフト2位・寺西は自己最長の6回を投げ、6安打2失点で2勝目。監督は「あの子はやっぱり、一個一個しっかり勝負していくっていうところで落ち着いている。どんどんよくなってきている」と評価した。

 10勝12敗で7月を終え、貯金7で勝負の8月に突入。指揮官は「一個一個、全部が大事な試合になってくる。やるべきことをやって、しっかり準備して、また臨んでいきたい」と手綱を締めた。

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