◎第33回東大阪市長旗争奪野球大会(7月26、27日・花園セントラルスタジアムほか)◆中学生の部 ▽決勝 奈良葛城ボーイズ7-6芦屋ボーイズ

 芦屋ナインにうれしさと悔しさが入り交じった。サヨナラ負けで準優勝。

6月の選手権大会支部予選に続き、あと一歩届かなかった喜村主将は「悔しい結果だけど、みんなで楽しめた。一戦一戦、自分たちのプレーをしっかりやって、決勝まで来られて良かった」と振り返った。

 2点を追う3回に、久下の2点打で同点。さらに、葛本、中島の連続タイムリーで、一時は2点を勝ち越した。その後に逆転を許したが、1点を追う7回、先頭で安打した喜村をバントで送り、葛本が二塁打。「自分が決めることしか考えていなかった」と意地の同点打で、試合を振り出しに戻すなど、粘りに粘った。

 最後は涙をのんだが、見せ場たっぷりの銀メダルで、スタンドを沸かせたナイン。喜村は「守りでできなかったところがある。守備を鍛えて、打撃をもっと伸ばしていきたい」と意気込んだ

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